長門湯本温泉の由来・ながとゆもとおんせんのゆらい
大寧寺第三世定庵禅師の徳を慕った長門一宮住吉明神により、今から六百年前に沸き出でた神授の霊場として有名な湯本温泉。
大寧寺ご住職になられた定庵禅師は、毎夜盤石の上で座禅をする神々しい老翁の姿に問いかけますと、「私は住吉の神です。禅師様の教えに感銘を受け、ここでご説法をお聞き致しております。」というお答え。禅師は奇特に恩召され、遂には弟子師匠の名をとり、住吉明神を大寧寺第四世住職にされました。この法恩に報いるため住吉明神がお授けになったのがこの湯本温泉です。
|